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懲戒権を行使するには?

労契法第15条に定める「懲戒」がある。 これは、使用者が労働者を懲戒することができる場合に於いて、「当該懲戒が、当該懲戒に係る労働者の行為の性質及びその態様、その他の事情に照らして、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したもの...

労働契約に於ける法的優位関係

労働契約には、労使間での「個別労働契約」の他に、会社に労働組合がある場合は、会社と労働 組合との労働契約の取り決めとして「労働協約」があり、また、労働者10名以上の事業場では労基法で定める「就業規則」の定めがある。 労基法は、国が定めた労働者保護の観点から、労働条件の原則や...

労働契約法と労基法

今回は、労働法の中の「労働契約法」と「労働基準法」の2つの法律で、「労働契約」に於いての「法の違い!」について話して行きます。 労契法第6条(労働契約の成立) *労使間の合意があればそれで契約成立 *労使間の合意のみの成立...

内部通報制度と情報収集システム 2話

前話では、内部通報制度を「情報収集システム」と呼び換える話と、情報収集の意義は、その目的に「リスク管理」と「危機管理」があると言うこと。 それは「リスクの早期発見」と「危機の早期対応」の2つに分かれること。 そして、法違反・パワハラ・社内不正など様々な問題を情報として寄せら...

内部通報制度と情報収集システム 1話

内部通報というのは、「労働者が、法令違反、規則違反、不正行為、疑問などを組織内部の窓口に対して、匿名または実名で相談・通報・情報提供すること」を言います。 これ対して、企業では「危険・リスクだ!」と認識しておかなければならないのは、「内部告発」です。...

情報収集とコンプライアンス

企業における「情報収集」は非常に重要である。 皆さんが日常的に使っている「パソコン」を例に話しをすると、パソコンではウイルス対策ソフトなどの名称で、パソコン内部の不具合やウイルスなどを除去するための情報収集が行われる。 コンピューターウイルスとは、コンピューターに「被害をも...

労基法上の管理監督者と労働時間規制

今日は、管理職と労基法上の管理監督者についてお話しをしたいと思います。 企業における管理には様々なものがあり、その種類(管理職の階位)も違います。 法の解釈によると、管理監督者とは「一般的には、局長・部長・工場長など、労働条件の決定、その他労務管理について経営者と一体的な立...

会社は利益と共にリクスも負う!

今日の話しは、会社は、利益と共にリスクも負う! と言う事について話していきます。 これは、ある会社からの相談事例を取り上げ、話しをするとしよう。 会社の労働者が、労働基準監督署に相談に行ったのをきっかけに判明した事案である。...

経営者が抱く残業代の不合理

労働基準法における割増賃金、いわゆる残業代と呼ばれているものであるが、近年、企業において「年俸制」が人事制度として導入され始めている。 年俸制においての評価制度は、企業により様々であるが、例を挙げるなら、賃金の全部または相当部分を労働者の業績(目標達成度)を評価して「年俸に...

人としての評価と法の無力感!

今日は、人としての評価と法の無力感! と言う事について相談があった「人としての行いと法の立場から見た法の無力感」についてお話しをしていきたいと思います。 とある現場で、相談者の同僚が大型トラックの荷台から転落した際の事である。...

有給休暇と生産性 3/3話

「当社には有給休暇は無い」とか「パート・アルバイトには無いよ」とか言ってしまう会社がある。その言動の背景には何があるのか? について話そう。 会社が十分に利益を上げ、潤沢に資金があれば労働者に有給休暇(労働していないのに労働したものとして賃金を支払う休暇のこと)の使用は何の...

有給休暇と生産性 2/3話

会社は、労働者からの有給休暇の請求(使用の申し出)について、どのようにしたら違法となるのか? について話して行きます。 労働相談の中で、会社から「当社は有給休暇は無い」「パート・アルバイトは無いよ」などと言われてしまった。どうしたら良いでしょう? との問い合わせが多いが、会...

有給休暇と生産性 1/3話

年次有給休暇は、正規社員・非正規社員はもとよりパート・アルバイトに至るまで労働者に対し、法により付与されるものである。 しかし、「当社は、有給休暇は無い」という事を本気で労働者に言ってしまう会社がある。そこで、企業に於ける有給休暇の取得と生産性についてお話しさせて頂きます。...

労働時間

少し前の事になるが、労働者20名ほどの小規模事業場の社長から相談があった事例を少し話す事にしよう。 会社の事業は建設業、主に土木工事と下水管工事を行う会社であった。 この会社には人事労務管理の部署や担当がいない、いわゆる事務員が経理・総務を兼務する形で事務所を切り盛りする状...

業務標準化手法の考え方

ここでは業務標準化手法の考え方!として、実際に業務標準化を行う上でのプロセスの考え方と、それに関する企業における総合的なマネジメント(管理)の考え方を合わせて話しをしましょう。 ではどうするか? まずは、一つの部署または一つの課についての進め方。...

上司は何の為にいるのか?

上司は何の為にいるのか? 勿論、責任を取る為にいる! と言う人もいるだろう。 これも決してハズレではない。 実際に責任を取るのは上司だからだ! ではここで考えてみよう、上司は何の為にいるのか? それは「その部署」「その課」その「プロジェクト」を進めて行く上で、その内容を一番...

Bruno Consul ブルーノコンサル

ご挨拶 初めまして、コンサルタントのKonno・Yasuhikoと申します。 コンサルタントをはじめて20年が過ぎました。 初めは環境系のコンサルをしておりましたが、工場関係や企業での労災事故で怪我をする労働者と経営者との経営思想のギャップから、実労働に対する考えを中心に労...

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Bruno Consul

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